ソファ
ソファは、座れる人数や置き方によって必要なスペースが変わってきます。選ぶ時には、座るスペースだけでなく動くスペースも考慮することが重要です。
ソファは、ゆっくりくつろぐためのスペース。お部屋に合った気に入ったデザインのものを選ぶことはもちろんですが、座り心地や素材なども大きなポイントになります。
ソファのサイズについて
長いす(2人以上)
2人以上のソファをおく場合、横幅の目安は140~180cm、奥行きは110~150cmです。
対向(4人)
向かい合わせで2人ずつ座る対面のレイアウトです。スペースの目安は、横幅140~180cm、奥行きは220~270cmです。
L型(5人)
L字型の一般的なレイアウトです。
スペースの目安は、横幅270~340cm、奥行きは240~290cmです。
座面の大きさや座る方の体格などによっても変わりますので、実際に座って確かめて選ぶとよいでしょう。
ソファの構造について
● ウェービングベルト
ウェービングベルトに弾力性があり、多層のウレタンフォームなどと組み合わせることで、よりよい掛け心地を演出します。
● オールウレタン
4種類の比重の異なるウレタンの組み合わせとカバーに縫い付けられた2種類のねじれの異なる綿によって、耐久性のある最高の座り心地を生み出しています。
● コイルスプリング
荷重によってバネ定数が変化、座り始めはソフトでだんだん反発力が増し、最適な掛け心地を演出します。
● ニューモールドフレックス
一般的なクッションに比べ、体圧の偏りが少なくなるように工夫されたウレタンクッションです同時に高い弾力性と耐久性もあります。
● 連鎖式ウェーブスプリング
S字形をした鋼製バネを連結棒でつないだバネで適度な弾力性と耐久性を備えています。一般的なウェーブスプリングは、横の連結棒のないものになっています。
● ポケットコイルバネ
弾力性に優れた提灯形の鋼製コイルバネを1つ1つ布製の袋で包み込んだバネです。個々のバネを連結しないので、より高密度に配列することができ、身体をしっかりサポート。点で荷重を支えるので座り姿勢に合ったクッション性を発揮します。
ソファーのお手入れ
● 皮革のお手入れ
一般的には塗装仕上げされているため、普段は軟らかいウールの布で乾拭きすれば十分。
特に手あかなど油性の汚れが目立つ場合は、水性タイプの専用クリーナーを使用してください。
カビが発生した場合は、まず薄めの逆性石鹸液で布拭きして殺菌。その後にしっかり乾拭きします。同じ皮製品用ですが、靴クリーナなどの使用は避けてください。シンナー・ベンジンなどの使用も、損傷・変色の原因となります。塗装仕上げをしていないスウェード革などは、乾ブラシをかけお手入れします。
● 合成皮革・ビニールレザーのお手入れ
普段は水拭きで大丈夫ですが、油性の汚れは中性洗剤液で布拭きしてまず汚れを落とします。その後、よく水拭きして洗剤分を取ったら乾拭きします。
塩素系洗剤・艶出しクリーナー・シンナーなどは、変色・変質の原因となりますので使用は避けます。
● 布張地のお手入れ
布地の素材・種類によってお手入れが異なるので、まずは品質表示ラベルをチェック。普段は、ブラッシングや掃除機で織り目・片隅のゴミを取り除きます。
汚れが目立つ場合は、中性洗剤の泡を付けたブラシで擦り、ぬるま湯に浸した軟らかいガーゼなどで拭き取ります。
前もって防水スプレーをしておくと、汚れがしみ込みにくくお手入れが楽になります。
専用クリーナーなど、メンテナンス用品もご用意しておりますので詳しくは店頭でおたずねください。