ダイニング
ダイニングは、家族が集い楽しく食事をする場所。一家団欒、明るく日々の会話を楽しみたいものです。
家族構成で、選ぶテーブルのサイズも変わります。使い勝手も考えて、キッチンからの導線にも考慮しましょう。
素材選びも重要ですがベンチ式・キャスター付など椅子のタイプなどでも、使いやすさが変わってきます。
テーブルのサイズについて
食事のしやすさから考えて、最低でも横幅60~70cm奥行き40~50cmのスペースが必要です。椅子を引いたときのことも考えると、奥行きの目安は80cmになります。
対面で座った場合、横幅110cm
奥行き225cmは最低でも必要です。
2人ずつ対面で座る場合、横幅170cm 奥行き225cmは最低でも必要です。
テーブルの長いほうに2人ずつ、短いほうに1名ずつそれぞれ対面で座ります。
横幅235cm、奥行き310cmは最低でも必要です。
● キャスター付食卓椅子ご使用上の注意
キャスター付の椅子については、床面を傷つけることがあります。また接触面の素材によっては、色素が付着する場合もあります。カーペットなどを必ず敷いてご使用ください。
椅子の構造について
● 強度のあるホゾ構造
椅子の構造には、ダボ構造とホゾ構造があります。ホゾ構造は揺れやゆがみに対する強度はダボ構造にくらべて格段に強くなります。
● 繊維を切らない曲げ木
削り出しは、無駄が多く繊維が途中で切れます。曲げ木は、木材をスチームで蒸して型で押さえつけて曲げます。繊維は繋がっているので細身の部材でも強度を保つ事ができます。
● 軽くて丈夫なクッション材
ダイメトロールという布バネは、強度、耐久性ともに優れています。適度な柔らかさと反発力を兼ね備え、底突き感をなくし、より良い座り心地と軽い重量を実現しています。
● フィンガージョイント
シャープなラインを出すために、1本の木を切断して再度角度を付けて接合しています。ギザギザにカットした面を合わせる事によって接着面積を広くとり、互いの繊維が深い位置まで交差するフィンガージョイントという接合方法を用いています。この仕口に一手間加え,切断前と同等の強度を確保しています。加工された継ぎ手の跡も意匠として美しいです。
テーブルのお手入れ
● 椅子について
木部
時々、乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。汚れのひどいときには中性洗剤を薄めたものに浸した雑巾を硬く絞ってふき取り、その後お湯に浸して硬く絞った雑巾、乾拭きの順番で拭いてください。(自然塗料、無塗装商品は除く)
塗装面のつやが変わったりする場合がありますので化学雑巾は使用しないでください。
座部
布張地:掃除機でごみを吸い取るか、柔らかいブラシでブラッシングしてください。
本革張地:乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。化学雑巾は使用しないでください。汚れのひどいときには中性洗剤を薄めたものに浸した雑巾を硬く絞ってふき取り、その後お湯に浸して硬く絞った雑巾、乾拭きの順番で拭いてください。但し、素材感を出すために塗装による皮膜がない革もあります。
その場合はシミや変色などの原因となりますので革の種類を販売店にご確認ください。またエアコンやファンヒーターなどの吹き出し口付近、湿度の高い場所、直射日光の当たる場所などでの使用は硬化や変色の原因となりますのでご注意ください。
合皮張地:乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。汚れのひどいときには中性洗剤を薄めたものに浸した雑巾を硬く絞ってふき取り、その後お湯に浸して硬く絞った雑巾、乾拭きの順番で拭いてください。
● テーブルについて
テーブルの上には熱い物を直接置かないでください。また水分のついた茶碗やカップを長時間放置すると輪ジミの原因となりますのでご注意ください。
時々、乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。汚れのひどいときには中性洗剤を薄めたものに浸した雑巾を硬く絞ってふき取り、その後お湯に浸して硬く絞った雑巾、乾拭きの順番で拭いてください。(自然塗料、無塗装商品は除く)
塗装面のつやが変わったりする場合がありますので化学雑巾は使用しないでください。
天板、脚の連結金具は定期的に増絞めしてください。工具は大切に保管してください。
● ボードについて
時々、乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。汚れのひどいときには中性洗剤を薄めたものに浸した雑巾を硬く絞ってふき取り、その後お湯に浸して硬く絞った雑巾、乾拭きの順番で拭いてください。(自然塗料、無塗装商品は除く)
塗装面のつやが変わったりする場合がありますので化学雑巾は使用しないでください。ガラスクリーナーなどが木部に付着しないようご注意ください。
扉の蝶番取り付けビスはゆるむことがあります。定期的に増し締めしてください。ゆるんだままの状態で使用されますと、扉開閉時に落下の危険性があります。
● 無塗装家具の取り扱いについて
無塗装家具は表面は塗装しておらず「木」そのもので温かな感触が得られる反面、ウレタン塗装の商品に比べて汚れや、温度、湿度による木の動き(反り、割れ)が生じる可能性が高くなります。下記の取り扱い事項を注意してください。
1 高温多湿なところへの設置はお避けください。
2 直射日光の当たる場所や冷暖房器具の近く、吹き出し口付近での使用は避けてください。
3 テーブル天板には、直接熱い物や濡れた物を載せないでください。また、ビニールクロスやガラスを被せないでください。天板が変色したりビニールが貼り付いて取れなくなる場合があります。
お手入れ方法
1 乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。軽い汚れは、蒸しタオルを固く絞って、汚れを拭き取ってください。
2 醤油、ソース、ジュース類、酒類などをテーブルの上などにこぼしたら、すぐに濡れ雑巾で拭き取り、その後乾拭きしてください。
3 無塗装家具を購入して、自分でオイルやワックスを塗る場合はその説明書をよく読んで正しくご使用ください。特にオイルは布に浸した後そのまま放置すると自然発火する恐れがありますので適切に処理してください。