シモンズの歴史は、アメリカ・ミシガン湖のほとりにある美しい町から始まります。
1870年、創業者ザルモン・シモンズは9名の従業員とともに事業を興しました。以来マットレスの品質こそが眠りの質を決定づけると考え、伝統的な手法と最先端技術を融合させながら、研究を重ねてきました。創業以来140余年の長きにわたり、ひたむきに最上の眠りを求めてきました。
アメリカでは約6人に1人が、また世界91カ国の人々がシモンズを愛用しています。「世界のベッド」と称され、各国で愛されてきたシモンズの魅力。それは、ポケットコイルマットレス《ビューティレスト》の高い品質なしには語れません。シモンズが最初のマットレスを世に送り出して以来、マットレスこそが安眠のカギを握る重要なファクターだとして研究に研究を重ねた結果、1925年に誕生したのが「ポケットコイル」というメーキングなマットレスでした。
世界のプロフェッショナルから選ばれたシモンズ。「心の癒し」に関心が集まる今、心からのくつろぎを提供することが世界の高級ホテルの課題となっています。世界中のホテルで使用されているベッドの、ほとんどがダブルクッションタイプ。機能性・耐久性に優れたシモンズのラインナップならではのもの。ホテル業界のプロフェショナルたちが、厳しい目で選び抜いたもの、それが「シモンズ」なのです。快適さのために、ポケットコイル配列にもこだわりました。コイルの直径を小さくし、コイル数を約20%アップさせました。たゆまぬ努力と技術開発を行い、コイルの持つ力を最も発揮できるよう、現在の新並行配列を採用しました。
2009年5月には静岡県小山町に新工場を竣工しました。国内需要の増加、ホテルへの導入拡大ならびにアジア各国への輸出の増加などに対応するこの工場は、従来の約2倍の生産能力を持っております。富士山の麓で新たな良い環境のもと、より良い製品をお届けできるように努力をしてまいります。