世界を代表するデザイナーとのコラボレーション『LE STYLE DE VIE』とは、ライフスタイルと言う意味です。ロゼ社は、コンテンポラリーなライフスタイルをトータルに提案する事をブランドコンセプトにしています。
1860年創業のロゼ社は、フランス リヨン郊外のブリオードが発祥の地です。ローヌ川の支流ブリバス川の近くで豊富なブナからエネルギー資源を利用して傘とステッキのメーカーとして創業しました。当時の従業員は30名程で木工所からスタートしました。
1946年会社を設立し、戦後の数年間は、椅子を中心に、フランスの病院、学校、及び大学へ家具を供給し、革新的なデザインが受け入れられて国内市場に侵入してきました。1965年ロゼ社を設立。コンテンポラリー家具の本格的な製造開始。合わせてデザイナーとのコラボレーションが始まりました。
1968年には、当時の家具市場において大革命となるオールウレタン構造のソファを開発しました。(TOGOの原型はこの時に始まりました)1973年ミッシェルデュカロワの作品『TOGO』がパリ国際家具見本市で発表され、来場者をアッと言わせるほど、瞬く間に世界中にデザインの影響を及ぼしました。この年にパリにligne roset shop(直営店)の1号店が出店されました。
今日では、フランス有数の国際ブランドとなり、世界の需要に対応するために、リヨンの東に位置する場所へ巨大な6つの工場があります。社員数も1,500名を超え、世界64か国1,500店舗の販売拠点を展開しています(オンリーショップは、250店舗以上)
現在は、ソファ、キャビネット家具の他に、照明、アクセサリー、カーテン、テーブルウェアーに至るまでライフスタイルをトータルに提案し続けています。
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"リヨンの名高い装飾家の家族Cheley ssin家の子孫として、Michel Ducaroyは家族の会社とリヨン国立美術学校で技術を学びました。
1954年以来、ligne roset社に協力、ウレタンフォーム構造のソファの新世代の開発は彼によるモデルroset TOGOはそのシンボルとなりました。これによって1972年Rene Gabriel賞を受賞、フランスにおけるコンテンポラリースタイルに対する彼の貢献はligne rosetコレクション創作によって実行され続けています。Michel Ducaroyの活動は、連続性を表し、それは美と機能調和の探求が彼にとって生涯の課題だということを語っています。 -
ヨーロピアン・デザインを愛する人々の間で、絶大な支持を得ているパスカル・ムールグ。 96年秋に開催されたパリのオートクチュールでも、彼のチェアが用いられ、各国の人々のくつろぎの時間を演出し、たいへん喜ばれました。
彼の家具はパリの美術館“Musse des Arts De coratifs”の永久保存コレクションに選ばれており、その芸術性は高く評価されています。